RECRUIT 採用情報

宇宙事業部 Space

ひとりでも楽しく宇宙に夢馳せる
未来への夢を託して試す宇宙空間
Hideki Nishizawa
西澤 英樹
2009年度入社

春江電子を選んだ理由はなんですか?

「ガンダム」好きで以前はロボット関係の仕事に携わっていましたが、春江電子がFA事業を立ち上げるという話を聞き、新しい事業にぜひ自分も参画したいと思い入社しました。入社後はFA事業部が手掛けた自動化装置の要となる多軸ロボットの製造に携わり、現在は宇宙事業部で人工衛星の設計や構造解析を行っています。打ち上げられたロケットが大気圏を出るまでには地球の重力の十倍以上という力がかかりますから、その振動や圧力などで衛星が壊れないようパソコンを使ってシミュレーションと解析を繰り返しています。

現在の仕事を教えてください。

2020年度の打ち上げを目指す県民衛星の製造や試験の拠点ともなる県工業技術センターには振動や加速度などを発生させて機器の強度・耐久性を確かめる試験機などもあるので、同センターに出向いて試作品で確認することもあります。難しいのはやはり、実際に自分で体験して確かめることができないことですね。打ち上げられた時に壊れないかという心配は尽きませんが、打ち上げないことにはわかりませんから。まずは県民衛星に先駆けて東京大学との連携で打ち上げる超小型衛星が良い結果となり、ちょっと安心できるといいなという感じでしょうか。設計は一番時間がかかりますが、どんどん次の段階に進むごとに自分たちの役割の重さも実感します。

これからの目標を教えてください。

未来への大きな可能性を秘めた宇宙事業と成長著しいFA事業。この両者の成果を生かせるような仕事もいずれはしてみたいですね。今は自分一人の作業で楽しみながらやりたいようにやらせてもらっていますが、他の社員もこんなふうに感じている人は多いんじゃないかな。やりたいことができるのが、この会社の魅力だと思います。僕が入社した当時から比べると今は社員もだいぶ増えましたが、変わらないのは一人ひとりが個性を生かしながら和気あいあいとしているところ。楽しく仕事ができるためにも職場環境は大事ですね。